営業職は、メンタルが強い人が向いています。シェルフ販売の実績も出せてナンボの世界ですので、いちいちくよくよしてしまう人は辞めたほうがいいです。新規顧客に電話をかたっぱしからかけるのは、相手の都合もありますしおすすめできません。
しかし、苦労して通った顧客から成約のお話をいただいたときはとてもやりがいのある仕事です。評価にもダイレクトにつながりますし、事務職では感じられない内的充実がある仕事です。既存顧客が離れてしまうのは、お互い大打撃になりますので、新規獲得に加えて、キープもしていくことに心血を注がねばならないのは大変です。季節ごとに挨拶状を送ったり、様子をききながら連絡をしたりすることは営業マンとして欠かせないスキルです。ただお客からの連絡を待っているだけでは能がないのです。
顧客の決算の時期や予算を使わなければならない時期などには、営業をかけていました。濡れ手に粟という感じで、タイミングをはかるのがとても重要です。あいてがとても忙しい時間に電話をすることは避けなくてはなりません。伝える力も大事ですが、営業職にとっては聞き取る傾聴力もそれ以上に重要になります。自分勝手な営業にだれが耳を傾けるでしょうか。やはり自分の話を聞いてくれる人を人は好むのです。